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千葉・印西市民文化ホール

	2002年10月6日（木） 15：00開演

	〒270-1327 千葉県印西市大森2535 TEL 0476(42)8811

アルパコンサート

　この日は印西市民文化ホール。同時に私の誕生日でもありました。誕生日の日に美香ちゃんのアルパを聴けるなんて最高ですね！この日は実質、２度目になる彼女のアルパコンサート。いつものように車で現地へと向かったのですが、意外と遠いことにビックリしました。辺りは畑や田んぼばかりでとても田舎の雰囲気を醸し出していました。駅でいうとあの面倒くさい成田線の木下駅。印西市民文化ホール自体の大きさは千葉市文化センターの時と大差はありませんでした。ホール内に入ると美香グッズが販売されており、そこで「Tierra 風の天使」を購入し、サイン会のチケットをGET! そして着席しました。席は5列目の７番8番でした（E列7番8番）。かなり左よりだったので、美香ちゃんとちょ

うど真正面に向かい合うような感じでした。おそらく私がギリギリの線で彼女の顔が見えるくらいであったので、私より左に座っていた方は結構、厳しかったんじゃないかと思います。この日、これより左に行くと彼女の顔は見えないという限界の線を知ったのはかなりの収穫だったかもしれません。年齢層は圧倒的に中年層が多かったです。もしかしたら、子供を除けば私が一番若いんじゃないかとさえ思いました(^_^;)

　そして、美香ちゃんと木下さんの登場です！1曲目は「コーヒー･ルンバ」。プログラムの構成自体は以前、行ったコンサートのものとほとんど同じでした。2曲目は「グアラニ帝国」。2曲目までは木下さんとの共演でした。やっぱり木下さんおギターが入ると音に深みが増しますね～！！うんうん、素晴らしかったです。 3曲目は前から楽しみにしていた「白い鳥」です。

やっぱり何度聴いても（←2度目ですけど）あの綺麗な音色には癒されます。

　で、次々とスタンダードナンバーを演奏していくわけですが、美香ちゃんはこの時、しきりに爪を研いでいました。どうしたのでしょうか？爪の調子がいまいちだったのかなぁ・・・。私の中では第一部はとりあえず無難に終了したという感じでした。でも、第2部ではほんとに期待を裏切らない素晴らしい演奏をしてくれました。

（↑ほんとはピンク色のチケットです）

　第2部のはじまりは木下さんのソロギターから始まります。プログラムに記載されていた「無言のさざ波」ではなくて「嘆きの聖母」という曲でした。2曲目も「パスクワのための小歌」から変更して「紅の浜辺へ」（←曲名が間違っていたらご指摘お願いします）という曲でした。勿論、ボーカル入りです。木下さんは19歳の時にボリヴィアの神様と言われるエルネスト・カブールの勧めでボリヴィアに渡ったらしくギタリストとして活動した後、独立し、「ルス・デル・アンデ」を結成しています。ギターも弾けるし、ボリヴィアを代表するチャランゴやハラーナといった弦楽器もお手のものです。特に木下さんのチャ

　　　　チャランゴ

ランゴはボリヴィアの演奏家に最も愛用されている、後ろ側がアルマジロ（キルキンチョ）のボディで作られたもので、普通のチャランゴよりも音がよく響くそうです。しかも、最近ではアルマジロの捕獲がボリヴィアで禁止されていて、このモデルを手に入れることも難しいみたいです。もし購入を考えている方は「南米民族楽器店／カサ・デ・ラ・パパ」を覗いてみてください。

　そして、木下さんの解説の後、美香ちゃんのパラグアイを代表するアルパと木下さんのボリヴィアを代表するチャランゴとの融合です。曲名は勿論、「コンドルは飛んでいく」～「花祭り」のメドレーです！ほんとに相性の良い楽器なのでコンサートで聴くとほんとにカッコイイです。その後も続けて、「ラ・ボキーナ」「ビーノ・ブランコ」「シエリト・リンド」と続きました。

　最後の曲は勿論、テソリートで、しっとりとした綺麗な音色を奏でてくれます。アンコールはな、なんと私がコンサートで一番聴いてみたいと思っていた「鐘つき鳥」！！！！しかも木下さんとの共演なのでとっても迫力がありました。美香ちゃんなんてもう爪ガリガリ状態で弾いていて凄いの一言です。この曲はもうＣＤでは満足できません！聴いた事ない方、絶対にコンサートで聴こう！最後の挨拶に、美香ちゃんは自分が田舎生まれなので、印西市民文化センターに車で来る途中、見渡す限りの畑や田んぼを見てホッとしました、と言っていました。印西市住民の方々は爆笑してました（←誰が住民だとかは勿論、わかりませんが）。私の席の周りからは、おじさんもおばさんも口を揃えて「かわいいなぁ～」という声がちらほらと聞こえてきました。やっぱり、美香ちゃんはどんな年代の方から見ても可愛いんだ！と納得しました(^○^)

　ということで、サイン会。最初のほうは、単なるお渡しサイン会だったのですが、列の中盤あたりから急に握手会も兼ねていました。私もこれで美香ちゃんとの2度目の握手です！素晴らしい誕生日プレゼントをありがとう～！！で、写真ですが、一応、撮った事は撮りましたが全て不発に終わりました。むむむ・・・残念・・・。11月1日に行われる「メキシコ・スペシャル・バージョン」でガンバロ～！！

■第１部プログラム

1．コーヒー・ルンバ

2．グアラニ帝国

3．白い鳥

4．いつも何度でも　「千と千尋の神隠し」より

5．雨に濡れても　「明日に向かって撃て」より

6．エクアドル

■第２部プログラム

7．嘆きの聖母　（木下尊淳氏によるソロ）

8．紅の浜辺へ（←確かこんなタイトルだった気がします）　（木下尊淳氏によるソロ）

9．コンドルは飛んでいく　～花祭り～

10．ラ・ビキーナ