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 千葉市文化センター3階 アートホール
  2002年07月11日(木) 18:30開演
千葉市文化センター&情報と科学のフロア
JR千葉駅から徒歩10分
千葉市中央区中央2-5-1

⇒千葉市文化センター

 アルパコンサート「20歳の旅立ち」プログラム

 この日は私がはじめて美香ちゃんのコンサートに行った記念すべき日です。去年の暮れに初めて彼女の3rdアルバム「PASION」を購入したものの、コンサートには行かずしまいでした。たぶん、この日にコンサートに行かなければここまで上松美香というアーティストにどっぷりはまる事もなかったでしょう。

 初めていくコンサートだけに握手会があるなんてことも当然知らず、現地に着いて握手会があることを知ってビックリしました!迷わず、CDを購入!握手会の権利は先着100名までで、私が購入したのは確か23番目くらいでした。一緒に行った友達がCDを購入してくれなかったのがかなり寒かった・・・。でも、今となっては努力の甲斐あって、その友達も美香ちゃんの熱烈なファンへといざなうことができました!

 そして無事、握手会の整理券を受け取り指定席へと着席。2列目の22番でした。しかも、右側寄り!ファンの方はよくご存知の事と思いますが、これは大きなポイントです!美香ちゃんは観客席から見て左側にアルパを構えています。つまり、左側席寄りからでは(アルパが邪魔して)美香ちゃんがアルパを弾いているときの表情がよく見えないのです。美香ちゃんのコンサートに来た以上、アルパの奏でる音色だけでは満足がいかないもの!どうせ見に行くからには彼女の表情を見ながらアルパの美しい音色に耳を傾けるというのが、もはや最大級の楽しみ方なのです!美香ちゃんのチケットはぴあ以外での発売も多く、席を大まかに指定できるケースも結構あるようなので是非、右側寄りの席を選ぶようにするといいですよ♪

(ギタリスト・木下尊淳)

 そして、ついに美香ちゃんが登場!(ここから先は記憶が曖昧なのでご了承ください)いきなりビックリさせられたのが美香ちゃんの声です!美香ちゃんは、なんと声優でも通じそうなめちゃくちゃカワイイ声の持ち主だったのです。喋り方もとってもかわいいです。慣れてしまうとそんなには気にならなくなりますが、初めて彼女の声を聞いた方は相当、驚かされる事、間違いなしです。


 1曲目はいきなりコーヒー・ルンバです。初めて生で聴いた美香ちゃんの曲がコーヒー・ルンバでとってもよかったと思います。軽快でリズミカルな演奏がその後の演奏に期待感を抱かせてくれました。1曲目はやっぱり、コーヒー・ルンバに限ります。今回のコンサートは基本的に3rdアルバム「PASION」からの選曲と9月に発売が予定されていた4thアルバム「TESORITO」からの選曲が中心でした。3曲目の美香ちゃんオリジナル作曲の「白い鳥」はCDで聴いたことすらなかったのですが、とっても綺麗なメロディーラインに感動しました。ほんとに鳥が空を羽ばたいているかのような奏法テクニックを見たのもこれが初めてで、こんな演奏の仕方のあるのか、と感心しました。今となっては彼女のアルバムの中では3本の指に入るほど好きな曲ですね♪


6曲目に演奏する予定だった「ムーン・リバー」は、ちょうど夏の時期のコンサートであったこともあり、2ndアルバム「POESIA」からの「夏の思い出」にプログラムが変更されました。なにげに「ムーン・リバー」の方が私としては聴きたかったのですが・・・(^^ゞ

 いつの時間帯か忘れましたがアルパの弦が演奏中できれ
てしまって、演奏後、美香ちゃんが弦を直しに行っているときもありました(だいたい10分くらいかな!?)アルパって温度差の変化に弱い楽器らしくてコンサート前日が台風だった事も影響していると司会者の方が語っておられました。 この司会者の方も美香ちゃんのコンサートには欠かせない人物らしいということを後に初めて知りました。とってもおもしろい司会者ですね。その場のシーンとした雰囲気を和ませてくれる役目を十二分に担っている気がしました。


 第一部でも何度かでていましたが、第2部のはじめでは、ギタリストとして木下尊淳氏のソロギターから開幕です。美香ちゃんしか演奏しないと思っていたので最初はビックリしたのですが、これがまた木下さんもおもしろい方なのです。特にアルマジロネタはとってもおもしろいので是非、コンサートへ行って聴いてみる価値ありですね!(←この面白さはコンサートに行った方しかわかりません!)彼の卓越したギターテクニックも見応え十分です。9曲目の「パスクワのための小歌」ではギターソロに加えて木下さんの歌唱もありました。まさか、歌うとは思っていなかったのでかなり不意をつかれた感じでした・・・。でも、会場全体に響き渡るような彼の透き通った歌声も魅力的であったことに変わりはありません。木下さんも美香ちゃんのコンサートを見る上では要チェックの演奏家です!  
 10曲目では南米ペルーとアルゼンチンの大ヒット曲メドレー、「コンドルは飛んでいく」〜「花祭り」は圧巻でした!木下さんの演奏するチャランゴと美香ちゃんのアルパがものの見事に融合していて迫力満点でした。11曲目の「ラ・ビキーナ」では美香ちゃんの半音を駆使したテクニックを見る事ができます。アルパを演奏する時には、音色を工夫するために何点か小道具があるみたいで、この時に使用していたのは「ジャベ」と呼ばれるもので指輪のように指にはめてアルパの弦を押さえつける事によって半音がでるようです。実践で使用するにはかなりのテクニックを要するそうです(←間違っていたらご指摘お願いします)。


 13曲目は私が一番期待していた曲、「シエリト・リンド」!いやぁ、生で聴くと迫力が全然、違いますねぇ。曲終盤の激しい演奏をどのようにこなしてくれるんだろうと思っていましたが、私の想像をはるかに絶っしていました。凄いの一言!これ以上、何もいうことはありませんね!14曲目は初めて耳にする4thアルバムに収録される予定の美香ちゃんオリジナル作曲の「TESORITO」でした。初めて聴いたのにすっかり気にいってしまいました!とっても綺麗で美しい曲です。私の中では現時点では、この曲が美香ちゃんの最高傑作だと思っています!何度も何度も繰り返し聴いてほしいですね。

 そんなこんなで、コンサート終了後は握手会を行って、「TESORITO」発売記念インストアイベント(ヤマハ銀座店)で美香ちゃんと再会することになるのです。

⇒ヤマハ銀座店を読む!(2002年09月06日(金) 17:30〜)




■第1部プログラム
1.コーヒー・ルンバ
2.グアラニ帝国
3.白い鳥
4.いつも何度でも 「千と千尋の神隠し」より
5.雨に濡れても 「明日に向かって撃て」より
6.夏の思い出 (「ムーン・リバー」から変更)
7.エクアドル

■第2部プログラム
8.無言のさざな波 (木下尊淳氏によるソロ)
9.パスクワのための小歌 (木下尊淳氏によるソロ)
10.コンドルは飛んでいく 〜花祭り〜
11.ラ・ビキーナ
12.ビーノ・ブランコ
13.シエリト・リンド
14.テソリート
アンコール:J-POPメドレー、あとひとつ「鐘つき鳥」だった記憶が・・・。


 
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